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空き巣が侵入する前に行う行動

実際に遭った怖い空き巣の被害【空き巣被害の事例を紹介】

私の家がまさか空き巣なんかに入られことがあるわけないと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし今でも年間で多くの空き巣被害が出ているのは確かです。このページでは空き巣被害の事例を紹介いたします。

「亡くなった母との思い出を盗まれ…」

私は木造一戸建ての住宅に一人で住んでいるのですが、数か月前に空き巣に入られました。

洗面所の窓に面格子がついているから窓を開けっぱなしにしたまま、なんの不安も無く大丈夫だろうと思いこんで買い物に出てしまったのです。数時間してから家に帰り手を洗いに行ったら、本当にびっくりしました。洗面台がいつもより明るく感じ、ふと窓を見てみるとついていたはずの面格子が外れていて、窓は開いたままでした。

これは泥棒に入られたと確信し、家の中の現金等を確認すると案の定、現金と宝石類のアクセサリーが盗られていました。現金を取れたのもショックなのですが、それ以上に数年前に亡くなった母との思い出でもあるアクセサリー類を盗られた事が何よりもショックでした。

泥棒に殺されなかっただけマシなのかもしれないのですが、それでも悔しく悲しいという気持ちが残ります。

二度とこのような事がないように、家の窓や玄関の鍵も防犯性の高い物に取り換えて対策をしました。

今回のケースの侵入経路は窓、しかも面格子がついている状態でした。しかし面格子は外からでも工具を使って簡単に取り外せるものがあります。

また防犯性に優れていると言われているルーパー窓も一部を破壊し、1枚1枚ガラスを抜き取ることで人が入れるようになる場合もあります。

対策としては、施錠は絶対に行う事。窓の鍵は2個つけると安心。1階の窓には簡単に外せない面格子を付ける事。

「空き巣に入られた事すらも気づきませんでした。」

私の家の和室には、普段全く使わず開け閉めしない窓があります。その部屋の障子を張り替えるために久しぶりに開けたところ、窓ガラスに小さな穴が空いているのを発見しました。しかもその窓は鍵をしっかり閉めていたはずなのですが、鍵も開いていました。和室の中に隠している現金を確認すると無くなっており、その時泥棒に入られたのだと気が付きました。一体いつ泥棒が入っていたかも分からず、もしかしたら何度も来ているのではないかと、とても恐怖に感じました。

急いでガラスの修理と防犯のためのリフォームをお願いし、ホームセキュリティシステムも導入しましたが、いつ泥棒に入られるか分からないという恐怖心はぬぐえずにいます。今は防犯セキュリティの高いマンションに引っ越そうかとも考えています。

一度空き巣に入られた家は、2度被害にあうケースが多いです。今回の様に犯行に気が付いていない、侵入経路がバレていない家はやりやすいですから、すぐに対策をして正解だと思います。ですが空き巣への恐怖心、トラウマが根深く残ることもありますので、被害にあう前に家の防犯対策を考えておくと良いでしょう。

「旅行から帰ってくると」

ゴールデンウイークの大型連休を利用して旅行に行った時に空き巣に入られました。

4日間程家を空けていて、旅行先から帰ってくるとリビングの窓が割られて、窓の下には粉々のガラス片が散らばっていました。家の中も派手に荒らされていて、タンスの服も滅茶苦茶に引っ張り出されていて、通帳も盗られていました。

マンションの2階に住んでいるので、まさか自分の家が空き巣に、しかも窓ガラスを割られて侵入されるとは思いもしなかったのでとてもショックな出来事でした。

警察からは私の家の1軒となりのベランダが、隣のマンションの通路から渡れるような距離にあるので、そこからベランダ伝いで来たのではないか、と言われました。もう怖くてすぐに引っ越しをし、出来るだけ上の階で、オートロックがあって、周囲に渡ってこれるような建物がないことをしっかり見て選びました。

空き巣をした犯人は、数日不在になっていることを下見をして確認したのか、または大きな荷物を持って出かけたところを見て選んだのかもしれません。

1人暮らしのマンションの場合、連休中に帰省する方も多く、隣家同士の面識もなく、マンション内に侵入しても住人として認識され怪しまれないこともあります。対策としては、窓には補助錠をつけ、タイマーで電気がつくようにする、長期間家をあけるときは郵便物をとめる・洗濯物は外に干していかないようにしましょう。